地域高齢者等の食生活向上を支援する訪問食育福祉人材養成プログラムの開発

令和2・3年度 文部科学省委託
専修学校による地域産業中核的人材養成事業(地域課題解決実践カリキュラムの開発・実証)

地域高齢者等の食生活向上を支援する訪問食育福祉人材養成プログラムの開発

 当校は令和2・3年度の2箇年に亘り、地域の産業発展や課題解決を担う人材を養成する教育機関として、社会変化や地域ニーズに対応し得る実践的な職業教育プログラムの開発に取り組むことにしました。それが本事業「地域高齢者等の食生活向上を支援する訪問食育福祉人材養成プログラムの開発」です。

 訪問食育福祉人材は、食生活・栄養改善の重要性を啓発して地域包括ケアシステムの推進に寄与する人材で、健康課題を入口にして地域高齢者の食生活や栄養摂取を支援し、それに必要な情報発信や相談役を担える専門性を有します。地域高齢者が医療や介護への依存を減し、健康で充実した日常生活を送るためには、彼らへの食育(健康栄養教育)が不可欠だからです。

 そして、この訪問食育福祉人材を養成する教育プログラムの開発を通して、本事業では、主に次の3点を企図しています。

  1. 一人暮し高齢者数が全国最多の東京都において、調理・栄養と介護福祉で分野横断的に地域課題の解決に貢献する専門職業人を輩出する。
  2. 留学生の受入れ数が全国最多の東京都において、主に調理・介護分野の留学生の就職を促進する。
  3. 調理師・栄養士や介護従事者の複線的なキャリア形成や留学生の新たな職域開拓に寄与する教育モデルを構築・普及する。

 このような調理・栄養・介護の分野横断的かつ地域の今日的要請に応える教育プログラムの開発は、専修学校として新しい取組であり、これからの時代に求められる互助の仕組づくりに資するものと自負しています。

「地域高齢者等の食生活向上を支援する訪問食育福祉人材養成プログラムの開発」実施委員会
(代表機関)
学校法人織田学園 織田調理師専門学校

令和2年度 事業報告書PDF(約13MB)
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 令和3年度 事業報告書PDF(約40MB)
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当ウェブサイトは、令和2・3年度 文部科学省 専修学校による地域産業中核的人材養成事業(地域課題解決実践カリキュラムの開発・実証)において、学校法人織田学園 織田調理師専門学校が受託した「地域高齢者等の食生活向上を支援する訪問食育福祉人材養成プログラムの開発」の活動内容および事業成果を取り纏め、広く公開するものです。